内縁の夫がいるにも関わらず生活保護が受給できるの?


最近、不景気の影響で給与が少なくなって生活できなくなってしまったり、また就職先がない、病気などで働けないなど様々な事情で生活保護を受けている世帯が増えている。

時々、生活保護の問題などをニュースで見る事もあるが、生活保護は本当に困窮していて必要な人が受けれるように、生活保護を受けるには厳しい審査などがあるのが現実です。

もしも何等かの事情で働けなくなった場合に、内縁の夫がいる場合は生活保護が受給できるのでしょうか?

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内縁の夫とは?

近年注目されている内縁関係という夫婦のあり方ですが、内縁の夫とは婚姻届を提出していないもののお互いに夫婦として、家計を同一にして共同生活をしており、また周囲からも夫婦として認定されている夫の事を指します。

法律上は正式な夫婦としては認められませんが、判例上婚姻届を出している夫婦と同等に扱われる部分もとても多いのです。

生活保護とは?

最近では不況に伴って生活保護という言葉を聞く機会が多くありますが、生活保護とは一体どういったものなのでしょうか?

生活保護とは、生活に困窮する人に対し、困窮の程度に応じて必要な保護を行い、健康で文化的な最低限度の生活を保障するとともに、自立を助長することを目的としている制度です。

生活保護のために当てられている財政には限度があり、誰しもが困窮していれば受けられる制度ではなく、援助している身内や親類がいない、全く資産がない、病気や怪我などを含めて働く事ができないという事が要件になります。

内縁の夫がいる場合はどうなるのか?

生活保護を受ける場合には、保護が必要かどうかは世帯ごとに判断されます。

この世帯には内縁の夫や内縁の妻も含まれているので、もし妻が何等かの事情であれ働けなくなったとしても、同一世帯に内縁の夫がいるのであれば、生活保護を受ける事ができないのです。

生活保護を受けるにあたっては、内縁関係は法律的には婚姻関係がなくても、法律婚をしている夫婦と同等として扱われます。

まとめ

生活保護を受けたくても、受けられない人もたくさんいる中、同一世帯に助けてくれる内縁の夫がいるのであれば、二人で協力して生活していくようにしましょう。

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